Raffles Singapore 宿泊記|朝食@Tiffin Room & プール編

ホテルステイには欠かせない、朝食やプールの様子を詳しくお見せします

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
シンガポールで一番有名なホテルと言っても過言ではないラッフルズホテル。宿泊は勿論、ホテルロビーでのアフタヌーンティーやロングバーで飲むシンガポールスリングはシンガポール観光ではアクティビティとして色々なガイドブックにも載っています。今回はそのラッフルズホテル宿泊記の続編として、ティフィンルームでの朝食と、プールやジムなどの施設をお届けします。
2年を費やした大改装後の、美しく一気にハイテクになったお部屋編はこちらから。

Raffles Hotel Singapore|朝食@Tiffin Room
ラッフルズホテル宿泊記 改装後
 朝食が頂けるのはロビー階にあるティフィンルーム。北インド料理が楽しめるレストランで、改装前はアフタヌーンティーを提供されていた所でもあり、訪れた又は聞いたことある方は多いはず。ティフィンとは伝統的な取っ手がついたお弁当箱みたいなもので、その名の通り店内には様々なティフィンが飾られており、その中からお気に入りのものを探すのも楽しそう。

ラッフルズホテル宿泊記 朝食 改装後
行ったのは8時半頃、混んでる様子でしたが待つことなくスムーズに席へ通してもらえました。テーブル同士の間隔は十分開けてあり、メニューも紙媒体では無くQRコードで読み取るタイプ。また以前は簡単なビュッフェとアラカルトでしたが、今回は完全なアラカルトメニューのオーダービュッフェになっていました。机の上にはいろんな種類のジャムや蜂蜜、メープルシロップが置いてあり、各テーブルバスケットで提供されるパン盛り合わせもとても美味しそう。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
最初に選んだのは名物ラッフルズオムレツとフレンチトースト。

 ラッフルズホテル宿泊記 改装後
フレンチトーストはしっとりやプルプルさは無くかなりドライなタイプ。たまたま好みでないのに当たってしまっただけかもしれませんが、次の日注文する気は起きませんでした。添えられたフルーツの他メープルシロップか何かをたっぷり絡めて食べる必要があります。

ラッフルズホテル宿泊記 朝食 改装後
名物ラッフルズオムレツは、プリンとした可愛いフォルム。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
しっかりとした外側を破ると中は熱々&具がたっぷり。具材は細かくカットされており舌触り良く、しっかり寄りだけど絶妙な火の通り加減。ほこほこした口当たりで何もつけずともとても美味しかったです。

ラッフルズホテル宿泊記 朝食 改装後
カットフルーツ盛り合わせ。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
他にはアジアンメニューからおかゆ、点心盛り合わせ。おかゆは鶏肉のものをチョイス、色々な付け合わせが一緒で少しづつ味変できて良かったです。しかしオムレツ以外は特に驚きは無い普通な感じ、加えてメニューは以前のアラカルトメニュー以上に限られており、個人的に物足りない感が否めませんでした。

Raffles Hotel Singapore|プール&フィットネスジム
ラッフルズホテル宿泊記 改装後
朝食を頂いて、部屋でゆっくりした後は予約していたプールへ。混雑緩和の為、プールやジムの使用は全て事前予約制になっており、週末はかなり前の時点から予約しないと良い時間を取るのは難しそうです。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
ジムは思ったより大きくマシンも新しめで使いやすそう。よくある他ホテルのガラス張りでオープンなジムに比べると天井も低く閉鎖的ですが、そこは古いホテルだからしょうがないところ。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
大きな1つの部屋では無く3つぐらいのエリアに分かれていました。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
周りのビルとは対照的に古き良き時代の空気が感じられるプールエリア。ほとんどの方は泳がずプールチェアでゆっくりしている様子でした。写真奥にあるのはプールバーで、もしプールの予約は埋まっていてもそこのテーブル予約の空きがあればそこを荷物置き場にしてプールを利用しても良い、との事。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
ひとしきり泳いだ後ふとプールサイドチェアから見上げると、そこにはホテル周りの近代的なビル群、そして耳を澄ませると聞こえてくるのは忙しそうな車の往来…。本当にここだけゆったりと時間が流れる別世界にいるような感覚に。都会の中のオアシス、というのはこういうことを言うのでしょう。予約制ということで好きな時に行くことはできなくなりましたが、それでも宿泊中はリゾート気分を十分堪能できました。

Raffles Hotel Singapore|ホテルツアー・ホテル館内
ラッフルズホテル宿泊記 改装後
宿泊中はホテルを知り尽くしたスタッフが館内を一緒に歩いて説明してくれるホテルツアーに参加しました。ツアーは1時間ほどで、面白い話がたくさん聞けてとても楽しかったです。5名ほどの少人数でこちらも予約必須です。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
館内にはロビーの時計やモダンアートなど新旧の芸術品がたくさんあり、まるで美術館のよう。こちらはラッフルズで“一番古いお客様”、スタンウェイのグランドピアノ。とても温かい音がしそうでいつか音色を聞いてみたいと思いました。

ラッフルズホテル宿泊記 改装後
ラッフルズに関連した書籍も揃えた小さなライブラリーも。館内は驚くほど静かで、ゆったりとではありますが言葉に表せないただならぬ雰囲気。本当にここだけタイプスリップしたかのような不思議な空間。
天気や時間によってガラリと違った表情を見せてくれるので、宿泊中は何度もお散歩を楽しむことができました

最後に
ラッフルズホテル宿泊記 改装後
ロビーのモダンアートやお部屋のハイテク具合も含め、改装後は新旧がうまく混じり合ったいいとこ取りのホテルになった、ラッフルズシンガポール。地下鉄駅もすぐ、周りにはオフィスやショッピングモールがあるエリアで動きやすくアクセスのしやすい立地、朝食は個人的には好みではありませんでしたが近くに沢山の飲食店があるので困らないと思います。
セントーサ島と比べると逃避行感やリゾート感は劣るかもしれませんが、不思議とホテルの中は外とは対照的にラグジュアリーでゆったりとした時間が流れ、まるで別世界。お部屋やプールでのんびりするのも良いですが、ホテルツアーや館内のお散歩を楽しんだり、近くのナショナルギャラリーや少し足を伸ばしてラッフルズ卿の像を見に行ったりしてシンガポールの歴史尽くしのステイを楽しむのも良いかもしれません。

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